沖のブレイクやディープの変化を丁寧に探るヘビキャロでは、飛距離と操作性、そして安定感のあるロッドバランスが結果を大きく左右します。重めのシンカーを遠くへ送り込みつつ、遠投先でもボトムの情報を把握し、確実にフッキングへ持ち込むためには、過度に尖りすぎない扱いやすさも重要です。ファントムリベラリスト803M+RSBは、ヘビキャロを快適に成立させながら、幅広い状況に対応できる懐の深さを備えた一本です。
ファントムリベラリスト803M+RSBの特徴
ファントムリベラリスト803M+RSBは、8フィートクラスのレングスを活かした遠投性能が大きな魅力です。ヘビキャロで使用する中量級シンカーを無理なくキャストでき、岸からでは届きにくい沖のブレイクやフラットエリアを射程に収めることができます。ロングロッドでありながら振り抜きが軽く、安定した弾道で平均飛距離を出しやすいため、キャストに神経質になりすぎず釣りに集中できます。
ブランクには高密度HVFカーボンを採用し、X45構造によってキャストや操作時のネジレをしっかりと抑制しています。これにより、ヘビキャロのフルキャスト時でもパワーロスが少なく、入力した力を効率よく飛距離へ変換します。ティップはやや張りを持たせつつ、ベリーからバットにかけては負荷に応じて曲がるテーパー設計となっており、ズル引きやステイ時にはシンカーを安定してボトムに追従させることが可能です。
遠投先でのバイトに対してもロッド全体で力を受け止めるため、弾きにくく自然に乗せていくことができます。フッキング後は、8フィートという長さとMプラスパワーのバットがしっかりと仕事をし、ラインテンションを保ったまま魚を寄せることができます。Vジョイントを採用した3ピース構造は、携行性を高めながらも一体感のある曲がりを実現し、キャストからファイトまで違和感のない使用感をもたらします。
ファントムリベラリスト803M+RSBは、ヘビキャロを遠投しながらも扱いやすさを重視したいアングラーにとって、非常にバランスの取れたロッドです。飛距離、操作性、そして安心感を兼ね備え、ヘビキャロを軸に幅広い釣りを楽しみたい人に長く寄り添ってくれる一本と言えるでしょう。
ファントムリベラリスト803M+RSBのインプレ
ダイワのファントムリベラリスト803M+RSBのインプレがあるのか確認しました。
釣りには行けないけど、道具は買う。
ファントムリベラリスト803m+rsb
購入しました。
安定した飛距離の確保と大型トラウトを狙うために、年明け本流か湖で使ってみます。
Fishmanマリノ8.0mも欲しかったけど、予算的に無理でした(笑)#ファントムリベラリスト pic.twitter.com/scYnF4ZOEa— m4ysh1ne (@m4ysh1ne1) December 17, 2023
