フィッシュマンのブリストベンダバール10.1Mのインプレ

沖のブレイクやハードボトムを狙うヘビキャロでは、飛距離と感度、その両立が釣果を大きく左右します。重いシンカーを遠くへ届けるだけでなく、はるか沖のボトムの変化やわずかな違和感を感じ取り、確実にフッキングへ持ち込むことが求められます。フィッシュマン ブリストベンダバール10.1Mは、まさにその条件を満たすために生まれたロングレングスベイトロッドで、ヘビキャロを武器にしたいアングラーに強く応えてくれる存在です。

フィッシュマン ブリストベンダバール10.1Mの特徴

ブリストベンダバール10.1Mは、10フィート1インチという長さを活かした圧倒的な遠投性能を備えています。ヘビキャロで使用される中重量級シンカーや高比重ワームを、無理なく沖のボトムまで運ぶことができ、岸からでは届かなかったエリアを攻略可能にします。長尺ロッドでありながら自重は抑えられており、長時間のキャストと操作を繰り返すヘビキャロゲームでも集中力を維持しやすい設計です。

このロッドの大きな魅力は、飛距離だけでなく感度を強く意識して作られている点にあります。張りがありながらもしなやかさを失わないティップは、遠投先のボトムにシンカーが触れた瞬間の感触や、根や地形変化を明確に手元へ伝えてくれます。ズル引きやリフトアンドフォールといったヘビキャロの基本動作も行いやすく、ディープでの操作性に優れています。

ブランク全体は、アングラーの力でしっかりと曲げ込める調子に仕上げられており、キャスト時にはロッド全体が仕事をしてくれます。そのため、力任せにならずとも安定した飛距離を出しやすく、再現性の高いキャストが可能です。フッキング後はベリーからバットにかけて粘り強くパワーが立ち上がり、遠投先で掛けた魚に対しても主導権を渡しません。

ブリストベンダバール10.1Mは、ヘビキャロで沖のボトムを丁寧に、そして大胆に攻めたいアングラーにとって非常に頼もしい一本です。飛距離と感度を高い次元で両立したこのロッドは、ヘビキャロという釣りの可能性をさらに広げてくれるでしょう。

ブリストベンダバール10.1Mのインプレ

フィッシュマンのブリストベンダバール10.1Mのインプレがあるのか確認しました。