大津湖岸なぎさ公園のバス釣りポイント

琵琶湖の南湖東岸、大津港から膳所城まで約4.8kmにわたって続く緑豊かなエリア、それが「大津湖岸なぎさ公園」です。

この公園内には「におの浜」や「由美浜」といった超メジャーポイントが含まれますが、それらの南側に位置する「サンシャインビーチ」エリアは、少し雰囲気が異なります。

人工の砂浜が広がり、足場が良く、ロケーションも最高。今回は、なぎさ公園の中でも特にファミリーや初心者に優しく、かつ意外なデカバス実績を持つ「サンシャインビーチ」周辺の攻略法と、駐車場情報を徹底解説します。

なぎさ公園(サンシャインビーチ)の特徴

サンシャインビーチ周辺は、他のエリアとは違う「砂(サンド)」の要素が強いフィールドです。

  • 人工の砂浜: 湖岸の一部が砂浜(ビーチ)状に整備されています。岸からなだらかに深くなる遠浅の地形です。
  • ドイツレストラン周辺: 公園内にあるドイツ料理店「ヴュルツブルク」の建物が目印。この周辺はウィードの生育が良く、魚影が濃いエリアです。
  • 快適な環境: トイレ、自販機はもちろん、カフェもあり、釣りに理解のない家族連れでも楽しめる最高の環境です。

【地図あり】サンシャインビーチ周辺のバス釣りポイント

ポイントは「砂浜エリア」と「石積み護岸」の境目などが狙い目です。

▼なぎさ公園(サンシャインビーチ駐車場)周辺の地図

※拠点となる「サンシャインビーチ駐車場」を表示しています。ドイツ風の建物が目印です。

1. ドイツレストラン前(ウィードエリア)

目印となる建物の沖側です。

  • 特徴: この周辺はウィード(水草)が残りやすく、ベイトフィッシュの隠れ家になっています。
  • 狙い方: ヘビキャロで沖のウィードを探します。砂地の中にポツンとあるウィードパッチ(塊)を見つけたら、そこがバスの食卓です。粘る価値があります。

2. サンシャインビーチ(砂浜)

白い砂浜が広がるエリアです。

  • 特徴: 夏場は小鮎が岸に追い込まれる場所です。※遊泳禁止ですが、水遊びをしている子供がいる場合は釣り禁止です。
  • 狙い方: 朝夕のマズメ時、トップウォーター(ペンシルベイトなど)で広範囲を探ると、ボイルが起きることがあります。
⛔ 公園利用者の安全確保を!
なぎさ公園全体に言えることですが、特にサンシャインビーチ周辺は芝生広場でくつろぐ人や、散歩をする人が非常に多いです。
「人の後ろでキャストしない」「通路をふさがない」はもちろん、ルアーを木の枝に引っ掛けないよう、周囲の障害物にも注意を払ってください。

駐車場情報:料金体系に注意!

なぎさ公園には複数の駐車場がありますが、場所によって微妙に料金や最大料金の設定が異なります。

サンシャインビーチ駐車場

  • 場所: 地図で表示している場所です。
  • 料金:

    ・基本料金:有料(30分単位などで加算)

    【注意】時期や曜日によって「最大料金」の設定がない場合があります。長時間(半日以上)停める場合は、料金表をよく確認してください。

  • メリット: ポイントの目の前で、トイレもすぐ横にあります。

季節別:なぎさ公園の攻略パターン

【初夏】小鮎パターンのトップ
5月〜7月、湖岸に小鮎の群れが接岸します。これを追ってバスも浅場へ差してきます。朝一番、誰もいない砂浜からペンシルベイトを遠投し、高速ドッグウォークで誘うのが一番エキサイティングな釣り方です。
【秋】散らばったバスを巻く
秋はバスが広範囲に散らばります。護岸沿いやウィードエリアの上を、バイブレーションやスピナーベイトで広く探っていきましょう。足元の石積みから急にバイトしてくることもあるので、最後まで気を抜かないように。

大津湖岸なぎさ公園のバス釣りポイントのまとめ

大津湖岸なぎさ公園(サンシャインビーチ)は、殺伐とした雰囲気になりがちなメジャーポイントの中でも、比較的のんびりと釣りができる癒やしのフィールドです。

おしゃれなカフェで休憩を挟みつつ、美しい景色の中でバスフィッシングを楽しむ。そんな「大人の休日スタイル」には最高の場所ですよ。