ヘビキャロで使いたい25アンタレスのインプレ

広大な琵琶湖でヘビキャロを成立させるためには、遠投性能、ライン放出の安定感、そして長時間のボトム攻略でも集中力を維持できる操作性が求められます。25アンタレスは、遠心ブレーキの完成形とも言えるキャスト性能と、フラッグシップにふさわしい上質な巻き心地を兼ね備え、琵琶湖のヘビキャロを本気でやり込みたいアングラーに応えてくれる一台です。沖のウィードエッジやディープフラットを、より広く、より正確に攻めたい人にとって心強い存在になります。

25アンタレスの特徴

25アンタレスの大きな魅力は、SVSインフィニティとマグナムライトスプールⅣが生み出す、キャスト後半まで失速しない伸びやかな弾道です。ナイロン14ポンドを基準とした37mm径スプールは、琵琶湖で多用されるヘビキャロとの相性が良く、フルキャスト時でもスプール振動が少なく、狙ったラインを安定して通すことができます。広大なエリアを探る必要がある琵琶湖において、毎投の飛距離と再現性は大きな武器になります。

逆テーパー形状のマグナムライトスプールⅣと新形状ラインガイドにより、ラインが常にバランス良く巻き取られるため、キャスト時のライン放出が非常にスムーズです。ヘビキャロのように空気抵抗とウエイトのバランスが独特なリグでも、スプール回転の乱れが起きにくく、気持ちよく振り抜くことができます。遠心ブレーキ特有のナチュラルな伸びは、沖のブレイクやディープのスポットをダイレクトに狙う釣りにおいて、確かなアドバンテージとなります。

巻きの面でも、25アンタレスは琵琶湖のヘビキャロに十分応える性能を備えています。マイクロモジュールギアとサイレントドライブ、ドライブギア軸の強固な支持構造により、重めのシンカーをボトムで引き続けても巻き感が乱れにくく、安定したリーリングが可能です。ボトムの質感変化や、ディープでのわずかなバイトも感じ取りやすく、パーミング性に優れたボディ形状によって長時間の釣りでも疲れにくい設計です。25アンタレスは、琵琶湖でヘビキャロを軸に本格的な遠投と操作性を追求したいアングラーにふさわしい、最高峰のベイトリールです。

25アンタレスのインプレ

シマノの25アンタレスのインプレがあるのか確認しました。