琵琶湖の長浜のバス釣りポイント

長浜市のシンボル「長浜城」のすぐ足元に広がる、観光と釣りが融合したエリア。

それが「長浜（ながはま）」エリアです。

この場所は、大型の「長浜港」と、広大な湖岸公園である「豊公園（ほうこうえん）」で構成されています。観光地として整備されているため、足場が良く、駐車場やトイレも完備されており、ファミリーやカップルでの釣行にも最適です。

もちろん釣果も一級品。北湖の冷たい水と適度なウィード（水草）があり、ロクマルクラスの実績も十分です。

今回は、長浜エリアの攻略法について、城前の「ゴロタ浜」での遠投、港周辺の「立ち入り禁止エリア」の注意点、そして便利な「駐車場」について徹底解説します。

長浜エリア（長浜港・豊公園）の特徴

長浜エリアは、人工的な港と自然な浜がミックスされたフィールドです。

• 長浜港（ディープ）： 大型船が発着するため水深があります。冬場や夏の日中など、バスが深場に落ちた時に強いエリアです。
• 豊公園（シャロー）： 長浜城の前に広がる浜です。全体的に浅く、底にはゴロタ石（拳大の石）が転がっています。フィーディング（捕食）に上がってくるバスを狙う場所です。
• 観光地： 周辺には「黒壁スクエア」などの観光スポットが多く、釣りの後に食事や観光を楽しむ「旅の釣り」にも最適です。

【地図あり】長浜港・豊公園周辺のバス釣りポイント

拠点となるのは「長浜港」および「豊公園」の駐車場です。

1. 豊公園・長浜城前（ゴロタ浜）

長浜城の目の前に広がる浜エリアです。

• 特徴： 足場が良い公園の護岸から、少し沖にはウィードと石が混ざる絶好のポイントが広がっています。
• 狙い方： ヘビキャロの大遠投が基本です。沖のウィードに引っ掛けて外し、ステイさせる釣りでデカバスが食ってきます。また、朝夕はトップウォーターやバイブレーションで広く探るのも有効です。

2. 長浜港 周辺

港の周辺や、ヨットハーバーの外側です。

• 特徴： 水深があり、足元から深くなっています。
• 狙い方： メタルバイブやダウンショットリグで、足元の壁際や、少し沖のミオ筋（船の通り道）のブレイクを狙います。
• 重要（釣り禁止）： 長浜港の「突堤の先端部分」や「フェンス内」、「桟橋」は立ち入り禁止・釣り禁止の場合が多いです。現地の看板やフェンスの表示を必ず確認し、禁止エリアには絶対に入らないでください。

駐車場情報：3時間無料が嬉しい！

長浜エリアには、釣り人に非常に優しい駐車場があります。

季節別：長浜エリアの攻略パターン

【春〜秋】城前のキャロライナリグ

水温が上がると、バスは豊公園側のシャロー（浅場）に差してきます。三又ヘビキャロで沖のウィードを丁寧に探るのが、長浜のロクマルへの近道です。

【冬】港周りのメタルバイブ

北風が吹き荒れる冬、水深のある長浜港周辺はバスの避難場所になります。メタルバイブのリフト＆フォールで、リアクションバイトを狙いましょう。

長浜のバス釣りポイントのまとめ

長浜エリアは、釣りと観光をセットで楽しめる贅沢なフィールドです。

「3時間無料」の駐車場をうまく活用し、長浜城を眺めながらキャストする。そんな優雅な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。ただし、港内の立ち入り禁止エリアだけは厳守でお願いします。