琵琶湖・南湖の西岸エリアで、温泉街としても有名な「雄琴(おごと)」。
ここは多くのマリーナが立ち並ぶ「バスボートの聖地」ですが、オカッパリにおいても、水深のある港湾エリア特有の地形から、特に冬の釣果が安定していることで知られています。
今回は、雄琴エリアの攻略法について、絶対に立ち入ってはいけない「雄琴港の釣り禁止エリア」、オカッパリの拠点となる「駐車場」、そして雄琴ならではの「レンタルボート」事情まで徹底解説します。
雄琴バス釣りの特徴:ボートとオカッパリの融合
雄琴エリアは、大きなワンド形状(入り江)になっており、風や波の影響を受けにくいのが特徴です。
- 水深がある: 浚渫(しゅんせつ)船の基地があるなど、岸近くでも水深があり、冬場にバスが溜まりやすい地形です。
- ボートの拠点: 多くのレンタルボート店やマリーナがあり、ボート釣りのスタート地点として賑わいます。
検索で「雄琴港」と調べると出てきますが、漁協が管理する「漁港エリア(船溜まり)」や「桟橋」は、関係者以外立入禁止・釣り禁止です。
過去にトラブルが多発したため、監視カメラや看板での警告が強化されています。オカッパリをする際は、必ず後述する「観光公園」などの開放されているエリアを利用してください。
雄琴のバス釣り釣果情報
雄琴のバス釣り釣果情報を紹介します。
初心者向けの場所でバス釣りを!
と、雄琴港に行くも3m感覚の鬼プレッシャーでやや諦めモード
しかしお隣さんがシラサで立て続けに45㎝と30㎝を!
スレてはいるけど夕マズメに全身が見える程のボイルを沢山見たし
自分は坊主だったけどいるポイントが見つかるのはとても嬉しい pic.twitter.com/Ekpp7bKzgz— カオサン@🎣+🐈⬛🐈⬛+🐠+🌱 (@kaorissa) May 5, 2018
【地図あり】雄琴周辺のバス釣りポイントと駐車場
オカッパリの拠点は、漁港ではなく「おごと温泉観光公園」になります。
▼雄琴エリア(おごと温泉観光公園)周辺の地図
※オカッパリの拠点となる「おごと温泉観光公園」を表示しています。足湯やトイレ、駐車場があります。
1. おごと温泉観光公園(オカッパリ)
地図の中心にある公園エリアです。
- 特徴: 足場が良く、フェンス越しに釣りができるエリアがあります(※釣り禁止場所との境界線に注意)。足湯(無料)やトイレ、カフェもあり、快適さは琵琶湖トップクラスです。
- 狙い方: 護岸際をダウンショットリグで探るか、沖の深場へバイブレーションを遠投します。温排水の影響がある場所もあり、冬でも魚の活性が高いことがあります。
- 駐車場: 公園利用者用の駐車場があります(時間制限あり)。
2. 雄琴港周辺のレンタルボート
雄琴と言えばやはりボートフィッシングです。
- 特徴: 「マリーナ雄琴」や「アークロイヤルボートクラブ」など、多くのマリーナが集結しています。
- メリット: 免許不要の2馬力ボートから、本格的なバスボートまでレンタル可能です。オカッパリでは届かない「雄琴沖の浚渫」や「エリ(定置網)の沖側」を攻めることができます。
- 注意点: ボートであっても、漁港内(漁船の係留場所)への侵入やキャストは禁止されています。各ボート店のルール説明をよく聞いてください。
駐車場事情:公園駐車場を活用しよう
雄琴エリアでの路上駐車は厳禁です。必ず駐車場を利用しましょう。
おごと温泉観光公園 駐車場
- 料金: 無料(※変更の可能性あり、現地の表示を確認してください)
- 時間: 夜間は閉鎖されます(例:朝7時〜夕方など)。早朝や夜釣りの場合は入庫できないことがあるため、時間は要確認です。
- 設備: 綺麗なトイレと足湯があり、釣りの疲れを癒せます。
季節別:雄琴エリアの攻略パターン
- 【冬】鉄板とライトリグの聖地
- 「雄琴 バス釣り 冬」で検索されるほど、冬の実績が高いエリアです。水深があり、北西風をブロックできる地形のため、水温が安定します。メタルバイブのリフト&フォールや、ダウンショットリグの一点シェイクで、越冬中のバスに口を使わせましょう。
- 【春〜夏】ウィードとトップウォーター
- 暖かくなると、港湾の外側や周辺のウィードエリアが活気づきます。ボートであれば、沖のウィードエッジをトップウォーターで流すと、コンディションの良いバスが飛び出してきます。
雄琴のバス釣りポイントのまとめ
雄琴エリアは、釣果も期待でき、施設も充実した素晴らしいフィールドですが、「漁港内への立ち入り」に関しては非常にデリケートな場所です。
- オカッパリなら「おごと温泉観光公園」周辺で。
- 沖を攻めるなら「レンタルボート」を利用する。
- 釣り禁止エリア(漁協管理区域)には絶対に入らない。
このルールを守り、冷えた体を足湯で温める…そんな優雅なバスフィッシングを楽しんでみてください。
